コックーのおうちほうもん レストランのじぞくかのうなとりくみって?
今日は コックーのお店に あそびに来ました!
「いらっしゃいませ! ガハハハハッ! 今日は おれの こだわりの店を あんないするぜ! まずは はたけから見てほしい!!」
そう言うと、いきなりコックーは お店の外へ。あわてて ついていくと……。
「ここがおれの じまんの はたけだ!」
コックーは はたけの前で、ほこらしげに むねをはっています。
「みんなに とれたてのやさいの おいしさを 知ってもらいたいと思って、お店で出しているやさいのいちぶを ここで作っているんだぜ。たまに みらいたうんの小学校の子ども たちが しゅうかくたいけんをして、その場で 食べていることもあるぞ! そうすると、ふだんは食べられないやさいも 食べられちゃうみたいだ。しんせんだからなっ。ガハハハッ!」
コックーのはたけのやさいたちは、色とりどりで、みずみずしくおいしそう!
つづいてコンポストステーションへ。
「これは ルーペンがおいてくれた コンポストだ。ざんねんながら のこされてしまった りょうりや、やさいの 食べられないところを入れて、はたけの ひりょうにしているんだぜ!」
コックーは コンポストをながめながら じまんげに 話しつづけます。
「このコンポストのおかげで、フードロスを かなりへらせた上に、はたけに えいようが 行きわたって、おきゃくさんに イキイキとした おいしいやさいを とどけられているんだ! ありがたいぜ~」
つぎはお店の中へ。ここちよい音楽が ながれていて、とってもいいにおい がします。
「今日のメインはこのお魚だ! “じぞくかのう”な漁業(ぎょぎょう)でとれたお魚だぜ!こっちのやさいは、おれが生産者さんのところに バイクで行って 分けてもらっている! おれのはたけではとれない めずらしいやさいも いっぱいあるんだぜ! 」
生産者さんのところに 行っているということは、どんな人が、どんなほうほうで やさいを作っているか わかるということ。だから、あんしん、あんぜんなんだって! コックーのバイクは電気で走るから、かんきょうにもやさしいみたい。
「ほーら、これもおいしいぜ!」
見せてくれたのは スーパーマーケットで売られているような 形のととのったやさいではなく、さまざまな形の やさいたち。
「“規格外野菜(きかくがいやさい)”と言って、見た目はちょっとわるいが、あじには まったく えいきょうがなく おいしいんだぜ!」
コックーはガハハハッと、ごうかいに わらいながら話します。
そして さいごは、まちにまった おしょくじタイム!
出てきたおりょうりは、どれも おいしそうなものばかりです。
「さあ、いただきますの時間だ! いただきますという あいさつはだな、しょくざいを作ってくれた人、はこんでくれた人、りょうりを作ってくれた人をはじめ、このしょくじに かかわった人すべてに ありがとうの気持ちをこめて 言う言葉なんだぜ!」
コックーの うれしそうなえがおが はじけます!
「ではいっしょに……いただきまーす!」
“規格外野菜(きかくがいやさい)”もお魚も、ぜんぶぜ~んぶ、おいしいね! さいきんは、ランチえいぎょうがおわってから 夜のえいぎょうが はじまるまでの時間を りようして、子どもたちに、“サステナブルな食の話”をしているというコックー。
「子どもたちには、食べものについて しっかり知ってもらった上で、おいしく しょくじを楽しんでほしいぜ!」
そう話すと、またガハハっとわらいながら、みんなに おりょうりを とり分けてくれるのでした……♡